前回のカルテを開いたとき、「どこまで確認して、どこから聞き直すか」で迷うことはないでしょうか。前回の希望と今回の希望は、照合する順序と判断基準を決めておくだけで、カウンセリングの精度が大きく変わります。
この記事はLASH KARTEを運営する株式会社07が作成しています。関連する機能や使い方は、LASH KARTEの詳細を見るから確認できます。
照合の目的は「変化した部分」を見つけること
前回と今回の希望を照合するのは、全項目を最初から確認し直すためではありません。変わっていない部分を素早く共有し、変わった部分にだけ時間をかけるための作業です。この視点がないと、毎回ゼロから聞き直すことになり、常連客に対しても「前回の記録を見ていない」印象を与えてしまいます。
LASH KARTEでは前回のカルテをそのまま引き継いで新しいカルテを作れます。施術履歴・写真・EyeMap・記録した希望内容を参照しながらカウンセリングに臨めるため、「何が変わったか」に集中した会話を組み立てやすくなります。
「継続確認」と「変更確認」を分けて考える
照合を進めるうえで、確認の種類を二つに分けると整理しやすくなります。一つ目は「継続確認」。前回と同じであることをお客様に声で確認してもらうプロセスです。「前回と同じく〇〇でよろしいですか?」と問いかけ、合意を得る形です。二つ目は「変更確認」。前回と異なる要望を引き出し、具体的に詰めるプロセスです。継続確認は短く済み、変更確認に時間を集中できます。
カウンセリング前に確認しておくべきカルテ項目
照合の精度はカウンセリングが始まる前の準備で決まります。お客様が来店してから初めてカルテを開くのではなく、施術前に以下の項目を頭に入れておくのが基本です。
前回のカルテで押さえる5項目
①デザイン・本数・カール・長さなどの施術内容、②前回の希望メモ(お客様が口頭で伝えた内容を記録したもの)、③前回の写真とEyeMap、④アレルギー・施術上の注意事項、⑤仕上がりへの評価や次回への申し送り事項。この5項目を事前に確認しておくと、カウンセリング開始時点で「照合の地図」ができている状態になります。
とくに②の希望メモは、記録の粒度がそのまま照合の精度に直結します。「自然に」「濃いめ」といった曖昧な表現だけが残っている場合は、写真やEyeMapと組み合わせて補完するのが現実的です。
カウンセリング中の照合手順
準備が整ったら、実際のカウンセリングでどう進めるかを決めます。照合には順序があり、その順序を崩すと確認漏れが起きやすくなります。
ステップ1:前回の記録を「見せながら」共有する
口頭だけで「前回は〇〇でしたが」と伝えるより、写真やEyeMapを実際に見てもらいながら話すほうがお客様の記憶が正確に戻ります。「先日の仕上がりはこちらです。このデザインベースで今日はいかがですか?」という入り方が、照合の起点として機能しやすい一般的な例です。
ステップ2:変更点を引き出す質問に絞る
継続確認が取れたら、次は変更点を引き出します。「何か変えたい部分はありますか?」という開いた質問から始め、「長さだけ短くしたい」「カールを弱めたい」など具体的な変更が出てきたら、その項目だけを深掘りします。全項目を再確認しようとすると、お客様の集中が切れやすくなります。変更確認は変更点にだけ集中するほうが、時間も精度も効率的です。
ステップ3:変更内容を声で確認してから記録する
変更点が決まったら「では今日は〇〇を〇〇に変更して、ほかは前回と同じですね」と声で復唱し、合意を確認してからカルテに記録します。復唱のタイミングで「あ、やっぱりカールも変えようかな」という追加変更が出ることがあるため、記録は必ず合意確認の後に行うのが安全です。
照合で判断に迷いやすいケース
手順が整っていても、現場では判断が難しい場面が出てきます。よくある例を挙げておきます。
前回の記録が曖昧で照合の起点が作れないとき
前任者が記録した内容が「お任せ」「いつも通り」だけの場合、写真とEyeMapが実質的な唯一の根拠になります。写真を見せながら「このときの仕上がりはいかがでしたか?」とお客様の評価を確認し、そこから今回の希望を引き出す方向に切り替えます。照合の起点は記録文ではなく写真でも成立します。
前回の希望と今回の希望が矛盾しているとき
たとえば「前回は自然なカールが希望でCカールを施術した」のに「今回は前回と同じでとおっしゃるが、実際はDカールを希望されている」ように感じられる場面です。このときは「前回の写真と見比べると少しカールが違う印象があるのですが、どちらに近い仕上がりがご希望ですか?」と視覚的に確認する方法が有効です。記録と現在の希望のズレを責任問題にせず、「今回の最終確認」として着地させることが大切です。
間隔が長く開いてまつげの状態が変わっているとき
前回から数ヶ月以上経過している場合、まつげの本数や状態が変わっていることがあります。前回の施術内容をそのまま適用できないケースです。この場合は、前回の記録を「希望の参照元」として使いつつ、現在のまつげの状態を確認してから実際の施術内容を決める流れにします。「前回はこのデザインでしたが、今日の状態に合わせると〇〇に調整したほうが仕上がりが安定します」という説明が、お客様の信頼にもつながります。
照合した結果をカルテにどう残すか
照合によって確認した内容は、記録の仕方を統一しておかないと次回また曖昧な状態に戻ります。特に「変更点」と「継続点」を分けて書く習慣が重要です。
たとえば「Cカール→Dカールに変更。長さ・本数は前回と同じ。次回はボリュームを増やしたい希望あり」のように、変更部分を先に書き、継続部分を次に書く順序にすると、次の担当者が照合を始めるときの起点が明確になります。「前回と同じ」という記録だけでは、次回の照合が難しくなります。
LASH KARTEで前回のカルテを引き継いで新しいカルテを作る場合、引き継いだ記録のどこを変更したかを文章で補足しておくと、記録の連続性が保たれます。写真とEyeMapも合わせて更新することで、視覚情報と文章情報の両方が揃った状態になります。
FAQ
Q. 前回と今回の希望が「同じ」とお客様がおっしゃったとき、確認作業はどこまで必要ですか?
「同じで」とおっしゃる場合でも、少なくとも写真を見せて視覚的に合意をもらうことをお勧めします。記憶の中の仕上がりと実際の写真が異なる場合があり、「同じ」という言葉の意味がずれていることが少なくありません。写真を見た上で「これと同じで」という合意が取れると、照合の精度が上がります。また、間隔が長く開いている場合は、まつげの状態を確認した上で施術内容を調整できるかどうかも確認しておきましょう。
Q. 前回担当者が残した記録が少なく、照合の材料が足りないときはどうしますか?
写真とEyeMapが残っていれば、それを照合の起点にできます。写真を見せながらお客様に前回の評価を聞き、良かった点・変えたい点を引き出す方向に切り替えましょう。記録文が少ない場合でも、視覚情報があれば会話は成立します。今回のカウンセリングで得た情報を詳細に記録し、次回の照合材料を作ることが現時点でできる最善の対応です。記録不足の原因がスタッフ間のばらつきにある場合は、記録ルールを整えることも検討してみてください。
Q. 照合に時間がかかりすぎてカウンセリングが長引くのを防ぐにはどうすればよいですか?
照合を「全項目の再確認」と捉えると時間がかかります。「継続確認は短く、変更確認に集中する」という順序を守ることが時間短縮の基本です。来店前にカルテを開いて5項目を確認しておき、カウンセリングの入りで写真を見せながら継続確認を素早く済ませる。変更点が出てきたらその項目だけを深掘りする。この流れを習慣化すると、カウンセリングの質を落とさずに時間を短縮しやすくなります。
Q. LASH KARTEのFreeプランで照合に必要な機能は使えますか?
Freeプランで利用できる施術履歴・写真・EyeMap・前回の記録の引き継ぎは、カウンセリングの照合作業に直接活用できる機能です。顧客50人・写真100枚・添付1GBの上限があるため、顧客数や写真の蓄積量によっては管理の工夫が必要になります。月額0円・期間制限なしで利用を始められるので、まず実際の照合作業に組み込んでみることが一番の確認方法です。スタッフ複数人での共有が必要な場合は、対応プランへの切り替えを検討してください。
まとめ
前回の希望と今回の希望を照合するカウンセリングは、「変化した部分を見つけること」に目的を絞ると整理しやすくなります。来店前に施術内容・希望メモ・写真・EyeMap・申し送り事項の5項目を確認し、カウンセリングでは継続確認を短く済ませて変更確認に集中する。変更内容が決まったら声で復唱して合意を得てから記録する。この順序を習慣にするだけで、確認漏れと聞き直しの両方を減らせます。
記録に残す際は「変更点を先に、継続点を次に」書く形を統一しておくと、次回の照合の起点が明確になります。LASH KARTEで前回カルテを引き継いで新しいカルテを作り、写真・EyeMap・文章の三つを揃えておくことが、照合精度を長期的に高める実務的な方法です。
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Web・iPhoneのFreeは正式公開済みです。月額0円・期間制限なしで、1店舗・1ユーザー、顧客50人・写真100枚・添付1GBまで利用できます。容量や機能がすべて無制限という意味ではありません。最新の利用条件は公式サイトをご確認ください。
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